面白いって思っていたのに

時々読む、小説以外の本。自己啓発関係の物やビジネス関連のものです。今、読んでるのは仕事に活用できそうなビジネス書です。ネットで書籍を見ていた時にたまたま見つけたものです。だから、そのままオンラインで購入しました。読み始めた時には、ビジネス書なのにこんなにも面白いのかと驚きながらページをめくりました。まるで小説のようにその続きに惹かれていたんです。でも、仕事の緊急な用事があったりして読み進めていくことができずに、そのまま止まっていたんです。そしたら、ある日、その本の著者から郵便が届いたんです。たぶん、ネットで買ってから1週間くらい経っていたから、もう読み終わった頃だと思って送ってきたんでしょうね。それは、本の内容とリンクしている通信教育の案内だったんです。ご購入者だけの特典として……って、スキルを身に着けるために通信教育の半分は無料になるような内容の冊子が添えられていました。「ははぁ、そういうことか」って、なんだか一気に気持ちが冷めていくのを感じました。真の目的は高価な通信教育を販売することだったのかと。セールスマン的には、本に興味を持った人に通信教育の案内をした方が効率がよいと思うでしょう。実際にそうだと思います。何の興味もない人に案内したって仕方ありませんものね。けど、私にはマイナス効果でした。まだ本は読んでいますけど、あんなに面白かったのに、なんだかつまらなくなってしまったんです。人間の心理って不思議ですね。本来は人間の心理を上手く活用するとビジネスは成功するんですけどね。