夕方5時になんか仕事は終わらない?

先日、読んだ記事はとても興味深いものでした。幅広い年齢層の人に5時に仕事が終わっているかどうかというアンケートを取った結果が載っていました。だいたいどの年齢層も20%の人が終わってて、あとの80%の人は終わってないという結果でした。でも、20代だけは終わっている人がなんと10%を切っていました。若者ほど遅くまで仕事をしてるってことです。私も自分の仕事を考えてみても、5時になんか絶対に終わらないですもの。というより、そもそも定時が5時ではないですし。でも、友人の話を聞いてもみんな残業をしたりしています。これは良くないことだと思うけど、サービス残業になることも多いですよね、今の日本では。
そう言えば、以前、外国ではお昼休みが日本では考えられないくらい長いという記事を見かけたことがあります。3時間くらいあって家に帰ってお昼寝をするって書いてあったと思います。本当にのんびりしていますよね。日々の暮らしで流れる時間の速さも違うんでしょうね。けど、私だったら、いったん家に帰ってお昼寝なんかしちゃったら、もう仕事に行くのが嫌になりそうです。そのうえ、外国ではバカンスも長いですものね。2か月くらいあるって聞いたことがあります。やっぱり、日本人は働き過ぎですね。だから、気持ちまでギスギスしちゃうのかな。けど、残業してもいいと思うと、確かに気持ちが緩んでダラダラしてしまうというのも一理あります。無駄に時間を過ごさないで、早めにお仕事は終わるようにすることが大事なんですよね。そうすれば、自分の自由な時間も増えますものね。よしっ!これからは残業はしません。……極力。

良くわかります、けど……

電車に乗っている人を見ていると、色んな人がいますよね。何をしているのかなっていう気持ちで眺めていることが多いです。スマホやタブレットを操作している人、本を読んでいる人、喋っている人、眠っている人、音楽をイヤホンで聞いている人。もちろん、何もしないでただ乗っている人や車窓の景色を見ている人もいます。そう考えると、みんなそれぞれで、時間を有効に使っている人も多いですよね。私はというと、やっぱり本を読むことが多いです。ただ、座れた時に限りますけどね。先日は運よく座れたから小説の続きを読み始めました。しばらくした時にふと隣の女性がなんとなくこっちに寄ってくるなってことに気づいたんです。けど、そんなに気にも留めないでそのまま本に目を向けていました。そしたら、だんだん腕に重みを感じるようになったんです。そうです、隣の女性は寝ていました。電車の揺れに合わせてこっちにもたれては、また戻るのを繰り返していました。けど、そのうち、なんかどっぷり私にもたれてきました。だって、重たかったんですもの。でも、こういう時って、声はかけづらいですよね。黙って耐えてしまいます。電車が思いっきり揺れた時に、ハッと思ったみたいで真っ直ぐに姿勢を戻していました。
「わかります、わかりますよ。電車の揺れが気持ちいいのは。私だって睡魔に襲われることがありますもの。けど、ちょっとだけご注意ください」その時そんな風に思っていました。そして、またもうすぐまたこっちに倒れて来そうな気配を感じながら、私は本を読みました。