某大都市に出張してきたという友人が、私の大好物のお麩饅頭の他に、ひつまぶしの素を買ってきてくれました。レトルトパウチになっているうなぎをご飯に乗せ、ふりかけを掛けて、お湯を注いだら出来上がりという簡単仕様。ほんのりわさびが効いた風味が大好きです。ずるずるはふはふ、某お茶漬けのCMのように食べると、よりおいしさが増すような気がしています。
我が家の地方でもひつまぶしを食べられることは食べられるんですが、そうそう気軽に食べられるお値段ではないのです。まあそんなわけで、いち小市民には色んな意味でちょうどよい感じです。
ずるずるはふはふと言えば、日本を訪れた外国人が驚く習慣として、麺類を音を立てて啜る、というものがありますね。夕方のニュース番組などを夕食づくりの合間に見ていると、旅の恥はかきすてとばかりにノリノリでやってみる人、とても恥ずかしそうに控えめな音を立てて啜る人、色んな反応を見られる機会があって面白いです。
音を立てることによって空気を共に吸い込むことになり、香りの良いものはより香りを楽しむことが出来る……という話を聞いたことがあります。確か時代小説だったと思うのですが。夜鳴きそばの食べ方だったかな?お茶漬けにも適用されうる話ですよね。