読書と幸せホルモン

幸せホルモンってご存知ですか?
幸せホルモンには主にセロトニン、オキシトシン、ドーパミン3つの神経伝達物質を指します。
分泌されると幸福感や高揚感をもたらし、心身の安定に繋がるため、幸せホルモンと呼ばれています。

実は読書でもこの幸せホルモンが分泌される可能性があります。
好きな本や物語に没頭すると、リラックスしたり、ストレス解消に繋がりますよね。
これはセロトニン(幸福感や安定感に関わるホルモン)の分泌を助けます。特に、落ち着いた環境で読書をする場合、心地よい安心感が得られやすいんです。
また面白い小説や知識を得られる本を読むと、好奇心や達成感が刺激され、ドーパミン(目標達成時や快感を得た時に分泌され、やる気や意欲を高める)が分泌されることがあります。
続きが気になって仕方なくなるような面白い小説や、新たな発見があるノンフィクションは、脳の報酬系を活性化します。
そして、最後にオキシトシン。
キャラクターの感情に共感したり、物語を通じて人間関係や愛情を感じると、オキシトシン(愛情や信頼に関わるホルモン)が分泌されることが研究で示唆されています。

語に没入することでコルチゾール(ストレスホルモン)が減少し、幸せホルモンが増える傾向があるとされているので、読書は幸せを感じることができる習慣のひとつなんですよ。

もしストレスが溜まったなとか、ちょっと幸せな気持ちになりたいなっていうときは、自分の好きなジャンルの本をゆっくりと読んでみると良いと思います。