やるせない最終回

ずっと好きだったシリーズや続きものが終わってしまうと、どんな形であれ、ものすごく寂しい気持ちになります。キレイな形で終わっていたら、「良い作品だったな」と思いつつ、やっぱり未練があって、魂が抜けたような気持ちになってしまうこともあります。不本意ながら、話の終わり方が納得出来るものではなくて、「どうしてこんなことになっちゃったの?」と悲しい気持ちになってしまうこともあります。こんなときもやっぱり、魂が抜けたような気持ちになってしまうんですけどね。作者に感情移入するか、作品の感情移入するかでまた話は変わって来ますが、たまに「どうしてこんなに好きな作品を、こんな形で終わらせてしまうんだ」という気持ちを抱いたりもします。一見憤りのようなのですが、やっぱり悲しみなんですよね。打ち切りという制度も存在してしまっているので、不本意ながらその結末にならざるを得なかった作品というのもあるわけで…。力量不足と言ってしまえばそれまでですが、そんなことばかりでもないですもんね。小説にしろマンガにしろ、運やタイミングも結構ありますから、もちろんそれらを組み込んだものを作って、「うんも実力のうち」と言えればいいのでしょうけれど…。