母は普段家にいて、私が帰る時間には大抵ドラマを見ています。夕方再放送しているドラマです。でも今日は珍しくお友達と買い物に出かけました。まあたまにはね、息抜きをしないと。いくら子供(私のことです)はもう大人になっているとはいえ、専業主婦である母は24時間365日稼働中ですからね。ということで、帰宅したら母はおらず。たぶん久々に出歩いて疲れているだろうからと、まず洗濯物を取り入れて、お弁当箱を洗って、お風呂を洗って、テレビを見ながら洗濯物を畳みました。まあ主婦に比べたら大した労働ではありません。しかし仕事の後なので、座っている間腰が痛くて痛くて。母も持病がありあちこち調子が悪いのですが、それでもこれを毎日やっているのか、と、尊敬……とまではいかないけど、ああすごいなって思いました。しかも何十年も、ですよ?専業主婦は感謝されない仕事をしています。毎日の食事も洗濯も掃除も母がしますけど、ありがとうなんて言いませんもん。たまには言わなくちゃいけませんね。孝行したいときに親はなし、ではさみしいので、ちょっとずつ孝行していかなくちゃ。あー、でも今日は無理。痛む腰は外してお湯につけておけたらいいのに。そうしたら翌日はきっと、まっすぐに立てると思うんだけどなあ。
新聞の四コマ漫画は別格です
新聞の朝刊と夕刊にのっている四コマ漫画が好きです。毎日ちょっと笑える感じで、たいした事件があるわけではないけれど、気持ちがほっこりするからです。私のうちでとっている新聞では朝と夜は違う作家さんがかかれていますが、どちらも面白くて、時々は声を出して笑ってしまいます。子供の頃は新聞の記事は読まずに、四コマ漫画だけ読んでいました。今も時間がないとそうです。本当は記事をじっくり読まなければいけないことはわかっているんですが、朝ってほんっとに時間がないじゃないですか。それでも普段はさらっと全ページに目を通して、興味のある記事は読みますよ。でも寝坊なんてするとね、ああもう漫画だけでいいや!ってなっちゃいます。仕事から帰ったらほかも読もうなんて思うときもありますが、帰ったら帰ったで今度は夕刊がありますし……そうなると、朝刊は読みませんよね。ということで、私は新聞の中では四コマ漫画最優先なのです。でも、私たちのとこの新聞の漫画、面白くてよかったなあと思います。以前頼まれて違う新聞をとっていたことがあるんですが、その漫画は教訓のようでした。やっぱり漫画は楽しくあってほしいです。ということで、私は明日の朝刊の漫画も楽しみにしています。
小さな幸せでいい気分に
何もやる気が起きない時や、明日の仕事のことを考えると憂うつになったりすることってありますよね。そのままでは気分が落ち込んで、仕事にも集中できなかったり、嫌な気分で時間を過ごすことになります。それも嫌ですね。同じ時間を過ごすのなら、嫌な気分で過ごすよりも、楽しい気分で過ごしたいもの。気分が落ち込みそうになった時には、気分を変えることが大事ですね。
例えば、楽しくなる本を読むとか。幸せな気分になれる本や、おいしいケーキやデザートがたくさん載っているお店を特集している雑誌を見るとか、または楽しそうな観光スポットを調べるのもいいですね。次の休日に出かける場所を探していると、いつの間にか嫌な気分も飛んでしまいます。次の休日が楽しみになって、少々大変な仕事やつらい仕事も平気でこなすことができますね。
または、今晩の夕ご飯について考えてみるのも、ちょっとした気分転換になります。何を作ろうかな?と考えるのもいいですし、外に食べに行くことを考えると、ワクワクしてきます。おいしいお料理とおいしいお酒が待っている、と思うとやらなければならない目の前の仕事も進みます。気分が滅入りそうな時は、そんな小さな幸せを考えると、ちょっといい気分になることができますよね。
黒糖の魅力を知って黒糖ファンに
ダイエットを気にする私と父親のために、コーヒーや紅茶に入れる砂糖を黒糖に変えてみました。黒糖というものの存在は知っていましたが、今までそれを使おうと考えたことはありませんでした。しかし黒糖は健康にもよい、ということを雑誌で読んで知ってから興味がわいてきたのです。
そうはいっても黒糖のカロリーは普通の砂糖とそれほど変わりはありません。どちらかというと、黒糖の方が少し低カロリー、というくらいのもの。黒糖の魅力はミネラルとビタミンがたっぷり入っているということです。ビタミンやミネラルだけではなく、カリウムやタンパク質、カルシウムも豊富に入っています。これは砂糖よりも黒糖を使った方がいい、と思うようになりました。さらに、黒糖にはビフィズス菌を増やす働きや、血糖値の急上昇を防ぐ働きがあると言われています。これほどいろいろな働きがあるなんて知りませんでした。
さとうきび100%の黒糖は甘味もあり、おいしいです。コーヒーや紅茶に入れて飲んでいますが、コクがあってさらにおいしいですね。ただ、黒糖の減りが早いのでなぜだろうと思っていたら、父親が飴のように舐めていたのです。甘くておいしいので、気持ちは分かりますが、それではダイエットにならないですけどね。
電子書籍読書をしながらご飯
本来とても行儀が悪いことだと思うのですが、電子書籍を読みながら食事をするのが好きです。電子書籍なので、タブレット端末を立てておけば読めます。そしてページをめくるのもワンタッチ。とても便利です。あまり見た目が、というより行儀がよろしくないので、一人で食事をする時限定ですがそんな時の食事はとてもおいしいです。テレビを見るのもいいですが、小説を読みながらの食事もいいものです。音は静かで、なにもない。その中でご飯の香りを嗅いで食べながら、小説の世界に潜り込み、黙々と食事をする。それがこんなに楽しいことだとは思いませんでした。電子書籍を選ぶ理由は、簡単です。紙の書籍ですと、手で抑えておかないとページがめくれてしまいます。そして本が閉じてしまうのでなかなか没頭ができないのですよね。しかし電子書籍は開いたら開きっぱなしです。たまらないです。その開きっぱなしというのが食事をしているとなかなか実現しないのでいいのです。しかも電子書籍はタブレット端末なので立てることが可能です。開きっぱなしで立てることが出来るというのは、読書をするにあたりとても重要なことなのです。本当に素敵なツールだと私は思っています。ただやはり、人前では出来ませんけどね。しかし電子書籍をがこんなにいいものだとは思いませんでした。すごく素敵なので、みなさんもぜひ一度お一人で食事をする時にはやってみてください。
小説を束縛したいのか
久しぶりに読み返した小説がありました。その小説は好きで好きで以前はよく読み返していました。一時期は一言一句間違えずに空で話せていたくらいです。冒頭部分は特に好きでとてもよく読んでいましたね。冒頭部分の言葉が私の好みにぴったりとハマったのです。それまでわからなかったことが鮮明になったというような、そんな気持ちでした。それなので、読んだその場だけではなくずっと心に残っていたのですよね。心に残って、ずっとその小説が支えでした。その頃読み出していた小説や雑誌が、私の気持ちを代弁してくれているような気持ちになっていたのです。だからその小説を好きだと言い続けました。人に貸して、と言われても貸さないくらいに大切にしていました。ずっと手元に置いておきたかったのです。前ほどその小説を読むことはなくなり、今では少し読む程度です。他の小説も大切にしていますが、その小説は特別、といった感じですね。もっと余裕があれば本屋で買って様々な人に配って回りたいくらいです。あくまで自分の手元にはその小説を置いておきたい。小説を読んで世界が変わるということがあるんだな…と思ったものです。そんな小説を久しぶりに読んだものですから、涙が止まりませんでした。そして、ラストになって涙が止まりました。小説を読むことで泣いて、小説を読むことで泣き止んで、なんだか気持ちがスッキリした読書でした。
言わない、言えない
ある小説を読んで、ヒロインと私の悩みが同じだったことがありました。ポロリとヒロインがその悩みを主人公に打ち明け、ごまかすという場面があったのです。その時主人公は「それが君の魅力なんだ」と感じるのですが、ヒロインが悩みをごまかしたためにそれにのるのですよね。そして会話は日常会話に戻ります。この場面が非常に私は切なかったです。ヒロインの悩みが私と同じ、というのもおこがましいかもしれません。しかし考えていたことがちょうど小説の文章になって現れたような感覚でした。だから主人公にはヒロインがごまかしても本音の部分を言ってほしかったものです。しかし、私自身はその主人公の「それが君の魅力なんだ」という本音をわかっている。不思議な感覚でした。どうしてこんな風に共感してしまったのかはわかりません。ヒロインと私では立場も境遇も違います。しかし悩みは同じだと思ってしまいました。そして主人公がそれを気にしていないことを伝えなかったのを悲しく思ってしまう。それが小説における主人公の優しさでした。何度もその場面を読み返すうち、私はなんだかホッとした気持ちになっていきました。悲しい小説ではあったものの、主人公と同じようなことを私の周囲も思っていてくれたらいいな、と思ったのです。そう思えたのは、小説のおかげでした。
休憩に読書をしてストイックな暮らしを
読書と言うよりもはや字や文章といった感じですが、本当に一息つくには読書が一番です。ふっとした瞬間に疲れた、と思うことは少なくありません。つまり、けっこう多くそういったことがあります。そしてさらに言うならそういう時、休憩した方が物事はうまく丁寧に進むのですよね。私の意見ですが、休憩ってとても大切です。そうして一息つきたいときがありました。それが普段ならタバコの一本でも吸って休憩終わり、とするのですが、その時私は少々のどを痛めていました。これも私の個人的な意見なのですが、のどを痛めているときにタバコを吸いたくないのですよね。どうするかなぁと思ったところ、目に入ったのは小説でした。手に取ってぱらぱらとページを開き、数ページ読むと少し頭がすっきりしました。不思議でした。普通なら疲れて読むと疲れているよ、とよく聞くからです。しかしそれもやはり人によるのだな、ということがわかりました。人によって本当に疲れる人は小説を呼んだら疲れますし、私みたいに読みあさっている人には読書はかえって癒しになる。そういったことをしみじみ感じましたね。今後もこれは続けていきたいなぁと思います。さらっとこうして休憩して、休憩が終わったらやることをやる。そんな生活が好きです。
穏やかな時間とほのぼのとした小説を読んで
ほのぼのとした小説がありました。私はそれを表紙があまりに可愛らしくて手にとったのですが、本当に内容もほのぼのとしていてよかったです。ミステリーだったのですが、主人公がマイペースで、コンビを組んでいる相手もしっかりしていそうで時折マイペース。独特のテンポがふたりの間にはあって二人にとってはそれが普通の生活。だから、迷わないし笑って物事を流していける。泣けるというより、そうだよな、これだけ気を抜いていても許されるよなぁというほっこりした気持ちになります。気が抜けているというか、肩の力を抜いて生活してもいいんだよという優しいメッセージに聞こえるのですよね。ほのぼのとした小説を書くのが好きなんです、とその作家さんはインタビューで仰っていました。そこまでシリアスな話は書けない、とも言っていたでしょうか。確かにシリアスよりのんびりしたほのぼのとしたお話の方がその方の文章は映えます。だからこそあたたかい気持ちにもなるのでしょうね。作家さん本人の人柄はわかりませんが、作風はわかります。その作風の温かさに触れた時、心が温かくなる。そんなことが、とてもうれしいです。穏やかな時間を過ごしながら、もっとたくさんのこういった本を読んでいきたいです。
ぼうっとしながら好きな本を
好きな、自分の改革にもなった小説は本当に宝物です。先日、お酒を飲みながらぼーっとその小説を読んでいました。この小説に出会ったのは高校生の頃でしたが、その時のことがありありと思い出されて切ない気持ちになりました。高校生といえば、私は一番大変だったなあ、と今になって思います。心の頼りはこの小説で、何度読み返したかわからないのにとても綺麗に保管しています。何度も何度も、私はその小説を読んだのです。文章のひとつも読み逃したくありませんでした。そんな時を、私はこの小説と過ごしていたんだな、と思うとなんだか感慨深かったです。あの頃から大学に通ったり、就職もしたり、辞めたり、アルバイトをしたり、挫折も成功も経験しました。大人になってから読むその小説は、これを頼りにしていた高校生の頃と違う感覚を受けましたね。今が一番いいと常に思うようにしている私ですが、あの頃から少しは成長出来たかな…なんて思いの外浸ってしまいました。これが好きな小説の威力というものなのでしょうか。さみしいような、うれしいような、そんな気持ちでした。同時にここまでのめり込んだ小説も珍しいな…と思ったのです。というより、その小説が一番私の人生で重要な小説だったのかもしれません。なににしろ、生涯読み返し続ける小説だなと感じます。時折でも一番大変だった頃を思い出して、こうして今の幸せを感じていたいからです。