長かったあの頃

私、ずっと前から思ってたことがあったんですけど、先日、たまたまそれについてのコラムを読んで、ものすごく共感しました。それは、日にちの経ち方なんです。毎日、すごく早く過ぎて行くなぁって思っていて、1日、1週間、1年とあっという間に過ぎて行きます。毎年、新年を迎えたと思っていたら、桜の季節になって、それを楽しんでいたら、一気にセミの声が聞こえて、そうこうしていたら紅葉のお話、そして年賀状発売って聞いてもうすぐ1年が終わるって驚くんです。で、ずっと思ってたことというのは、小学校の6年間ってすごく長かったなってことなんです。中高も6年間だけど、小学校の時と比べたら中高なんてアッと言う間だったと思います。この前読んだコラムに同じように小学校の6年間がすごく長かったって書いてあって、もうなんていうか、そう、そう、そう、そうって何度頷いたことか。そして、色んなことを覚えています。そのコラムにも小学校の時に過ごした夏休みの事が書いてあったんだけど、その何でもない子ども時代の単純な生活なのに、読んでいたらなんだか涙が出そうになりました。どうしてあんなに時計の針がゆっくり動いていたのかな。大人になってしまった今では、時間は驚くほどのスピードで過ぎていきます。ちょっとだけでいいから、時間がゆっくり過ぎていたあの頃に戻ってみたいなって思います。