先日、車の点検に行ってきました。半年に一度の定期点検だけど、いつも待ち時間が楽しみなんです。その時間を有効に使いたいって思ってるから、やらなきゃいけないことがあれば、持ち込んで待ってる間に片づけてしまうこともあります。ドリンクサービスがあるから、なんだか寛げたりもするんですよね。それに、色んな種類の雑誌や本が置いてあるから、それを読むことも楽しみです。先日は料理雑誌を読みながら点検が終わるの待つことにしました。仕事から疲れて帰って来ても簡単に作れて美味しそうなメニューがないかと思って。もちろん、コスパも大事です。ページをめくると、安価な鶏のむね肉を使ったメニューだけでもいくつも載っていました。すごく簡単なのに写真を見ると手の込んだ料理に見えるものばかりで、思わずスマホで紙面の写真を撮りました。なんて言ったって美味しそうなんですもの。そして、そんな雑誌でさえ、一言一句も漏らすことなく読んじゃうのは、普段小説を読んでる習慣からですよね。我ながら、「雑誌なのにこんなに真剣に文字を追う?」と可笑しくなりました。ふつうは雑誌なんてそんなに時間をかけて読まないと思うんだけど、私の場合は車の点検が終わったときには、その雑誌、まだ半分も進んでいませんでした。後半に目を通してないことが心残りだったんだけど、「お待たせしました」って言われてしまって諦めて本棚に戻しました。点検を終えたピカピカの車は快適だったけど、ちょっと後ろ髪引かれる思いでの帰宅になりました。