やたら眠い日々

近頃、寝ても疲れが取れない日々が続きました。ちょうど午前の家事を終えた頃にやってくる眠気と、日々熾烈な(笑)争いを繰り広げていました。お昼ご飯の後におやつを食べながら小説を読むのが楽しみだったのですが、途中で眠気に負けてしまうことも多かったです。
実生活にも良くない影響が出始めたため、とにかく早めに就寝するようにしました。就寝前にも小説を読むのが好きだったのですが、自粛しました。それを2週間ほど続けた頃でしょうか、少しずつ1日の総計睡眠時間が短くなっていってほっとしました。少し気を抜くとまたすぐ戻ってしまうのですが。睡眠外来を受診しようかと本気で考え始めていたので、方策が見つかって良かったです。
原因は、まあ加齢による体質の変化と、ストレスかなあと。思えば、やたらと眠くなる日々が始まる直前に色々ありました。主に人間関係でのストレスが。そういえば、とある小説家の方が「ストレスが掛かった時は12時間くらい寝る。するとスッキリする」とおっしゃってました。無意識のうちに身体がそれを実行しようとしてたのかもしれません。
更に年齢が進めば、今度はやたらと早起きしたりするようになるのでしょうか。今はまだそんな生活スタイルになるだなんて想像もつかないだけに、怖くもあり楽しみでもあります。

処分しようとしていた本を読んだら

蔵書が溜まってくると視覚的にうるさいので、定期的に書棚の整理をすることにしています。新しいものを買ったら別なものを手放す、決してギチギチには詰めない(戻しにくくなるので)、床に平積みにしない、という3つのルールを守っています。いつまで守れるかはちょっと自信がありませんが……。
この間も、そのようにして整理をしていました。その結果、手放し候補になったのが某童話でした。1つの教訓としてまとめてしまうなら、幸せはいつでも自分のそばにある……といった内容になると思います。とても有名なものですし、図書館から消えることもまずないだろう、と考えました。
とりあえず、処分する前に一読しておこうと思い、さほど長くもないそれを1行1行じっくりと読んでいくと、とある思い出が脳裏に蘇りました。それはもう○○年前、家族で市民ホールのこの童話が元の演劇を観に行った時のものでした。
どうして忘れていられたんだろうと不思議に思うくらい、ありありと思い出せました。その本はその帰りに物販コーナーで両親に買ってもらったものだったんです。結局手放せず、別の小説を処分しました。
普段は忘れていても、モノをきっかけに思い出すことってありますね。また大切にしていこうと思います。

寝る間も惜しんで夢中になれる何か

何にでも一生懸命な人はたくさんいます。私の友達にもたくさんいます。熱しやすく冷めやすい人もいるし、冷めることなく燃え尽きてしまう人も中にはいます。情熱を燃やすって、実は以外と体力がいるんだと思わされました。そういえば昔どっかのドラマで、仕事に絶望して彼も居なくてやる気がでないという設定のOLさんが、何かに熱中できるって若いってことなんです、っていうセリフを言っていたのを思い出しました。今思えば、それは年齢的に若いという意味ではなくて、きっと気持ち的にという意味合いがあるんだと今は思います。新しい事を学んで前に進んで、夢を持って生きている人は年に関わらずなんだか輝いているしハキハキしているように見えます。何かに夢中になるとやりたいと思う気持ちをエネルギーとして使えます。でもそれはずっと続くわけではないんです。少なからずアップダウンがあって、それを維持する事がとても大変なんです。その維持力がきっと気持ちの若さなんじゃないかなと。今はなんだかその夢中になれるものが無い。なのでやっぱり若くないのかとちょっと落ち込んだり。でも趣味や熱中できる物って探して見つかるものではないと思う、でも何かを始めてみようかと思っているのも事実です。寝る時間も惜しんで夢中になれる事が最近無いなぁ。読書くらいかなぁ。

読書とコーヒー

読書をするときのお供には何を選びますか?飲み物や食べ物、マッサージ器具なんかが多く聞かれますが、私は断然飲み物を選んでいます。特によくそばにあるのはコーヒーです。冬はホット、夏はアイスでいただくとぴったりです。たまに冬でもアイスを入れて飲むときがありますが、その時の気分によって変える事にしています。また、飲む豆の種類にもこだわっていて、専門店に足を運んで豆をチョイスしてもらっています。試飲をしてみて気に入ったものや名前や逸話などに惹かれたものなど色々です。
読書をしようと思い立った時に、読む本を選びます。そしてその本に合わせて気分を作るためにコーヒーの香りを利用します。紅茶のようにはっきりと違いが分かる強い香りも好きですが、コーヒーの微妙な香りを楽しむのも一つの趣味になっています。少し熱めに入れたコーヒーをそばに置いて読書を始めます。本を開いてページを進めるとゆったりと静かに空気が掻き混ぜられ、香ばしい匂いが鼻腔を擽ります。その時に一口飲むのです。少し気取った飲み方をしていますが、ひとりでいる時にしていることなので、許してもらえるかな、と思っています。読書に集中しているとホットが冷たくなっていたり、アイスがぬるくなっていたりしますが、それもしょうがないですよね。

お風呂で読書をしよう

お風呂で読書をする人は最近増えていると聞きました。実は私もその一人なのですが、以前知り合いに話したらびっくりされたので、ちょっと言えなかったのです。しかし今ではさまざまなグッズも出ているので、お風呂の読書がしやすくなった気がします。音楽を聴ける防水コンポやプレーヤー、電子書籍を読むためのタブレットなど、便利になっています。けれど、せっかく違う場所での読書なので、その場所でしかできないことをしたいと思っています。
たとえば香りのよい入浴剤を使ってアロマの代わりにしたり、グッズを入れてみたりとさまざまな事ができますよね。私のお勧めはやっぱりアロマですね。市販のアロマオイルを入れてみたり、アロマ効果のあるプレートなどを浮かべてみたりなど楽しみが増えます。呼んでいる本に合わせて匂いを選んでみたり、その日の気分で選んでみたりと、入浴前が楽しみになります。たまに選ぶことに時間をかけすぎて時間が遅くなってしまったこともあります。また、買い物に行く時には自然と新しい香りを探します。入浴後は自分にふんわりとお気に入りの香りが漂うというのも楽しいです。長湯をしていると本が湿気を吸ってしまうこともあるので、ちょっぴり注意が必要ですね。

雑貨屋さんで見つけた本のモチーフ

近頃雑貨屋さんに行くことが多くなっています。買いたいものがなくても商品を眺めているだけでとても楽しいですし、たまに珍しいものを発見することがあるので、やめられません。また、インターネットで検索して新しいお店をチェックしたり、行ったことのないお店を探してみたりするのも面白いですね。
雑貨屋さんで特に良く見ているのはアクセサリー類です。ペンダントやイヤリング、ブレスレットなどさまざまな種類があって、着けているところを想像したり、洋服に合わせてみたりして楽しんでいます。また、モチーフをジャンル分けして一つのものを集めることもしています。私が集めているのは本の形をモチーフにしたもので、たまに小説の一文を引用してデザインにした珍しいものもあります。また、本の形をしたしおりを見つけた時は普段から使うのではなく、本棚にあるお気に入りの小説のお気に入りの場面のページに挟んでいます。インテリアに利用するのも楽しくて、雑貨屋さん巡りを続けてしまう理由の一つです。最近では自分でパーツを買ってオリジナルのアクセサリーを作ることもできるそうなので、機会があればぜひ作ってみたいと思っています。好きな作品のモチーフを作れたらいいなぁと考えています。

グルメ本のすすめ

グルメ本って読んだことありますか?色々な地域やジャンルでお店をまとめていて、その土地に旅行に行く時なんかに重宝します。「美味しいものが食べたい!」と旅行に出かけて、現地に着いてからスマホなんかで検索をしていると時間の無駄にもなりますし、情報量が多過ぎて絞り切れません。そんな時に役立つのがグルメ本ですよね。開いていて写真が目に入ればそれだけでもお腹が空いてしまいます。また、家に居る時に見ても、「今度ここに行ってみよう」と計画を立てることもできます。空腹時に見ると大変ですが。
書店に行くと必ずと言っていいほどたくさんの種類が並んでいます。ラーメンやご当地食材、スイーツやB級グルメなど幅広いです。私は特にスイーツが特集されたものを買います。見ていて楽しいし、贈り物を選ぶときにも使っています。そして、掲載されているお店に実際行く時は、インターネットで検索をして、臨時定休日になっていないかや、交通アクセスを調べることにしています。これは以前、雑誌の情報だけを見て向かったら道がわからなくなってしまったり、お休みだったことがあるからなのです。なのでしっかりと下調べをして、美味しいものを食べるととても幸せな気分になりますよ。

本の共有

本を読むときは一人ですよね。絵本の読み聞かせのように一冊の本を何人もの人と読むということはあまりありません。特に小説だとそうやって見るのは結構至難の技になってしまいますからね。けれど、同じ本を読むことはできると思います。
以前図書館で借りた小説を返しに行ったら、ちょうどすぐ後ろに並んでいた人が同じものを借りて行きました。有名な作品だったので、その図書館には同じ作品が数冊あるのです。なんだか見ていて嬉しくなり、話しかける事はしませんでしたが、心の中で「とても面白い話だったよ」と感想を送りました。
図書館の帰りに書店に立ち寄ったら、またもや同じ本を買おうとしている人を見かけました。凄い偶然だな、と思いながらも「面白いから是非読んで」と気持ちを送りました。すると念が通じたのか無事お買い上げして帰って行きました。
なんだか不思議な感じがします。私や今日会った人以外にも、日本中でたくさんの人に同じ文章が行き渡っていると思うと、共有するってとても面白いことだなぁと思います。音楽のコンサートのようにおなじ会場に居なくても、好きなものは好きなもの同士で見えない糸で繋がっているのではないかと思います。これからも良い作品に出会いたいです。

読書向きの眼鏡?

本を読むときの体勢は人それぞれですよね。寝転がったり、椅子にきちんと座ったり、大抵はその人が一番読みやすい体勢だと思います。それは大人になっていきなり変わるのではなく、小さな頃からの癖という人もいます。私はいろいろな格好で読書するので一概に「これ」とは言えません。
私の友だちにもたくさん本を読んでいる人が居ますが、彼女は小さな頃から暗い部屋で間接照明だけを点けて読んでいたらしく、その癖は大きくなっても直らなかったそうです。そのため視力が低くなり、眼鏡をかけています。その友だちがこの間眼鏡を買えていたので、思わず尋ねてみると、「これは読書するときにすごく具合がいいんだよ」と答えてくれました。どういうことかと聞いてみると、レンズの下部にはフレームが無く、上部から糸で吊っているようなデザインでした。下方のフレームの影は普段生活している分にはなにも違和感を覚えないのに、意識してみると少し気になってしまいます。しかし、下方を取り去ることにより、視界がすっきりしているのです。それに見た目もシャープでかっこよく、つい私も欲しくなってしまいました。今度眼鏡を買う機会があれば選択肢に入れたいと思っています。

図書館のチラシ

昔から小説を読むのが好きな私ですが、物語ばかりでなくたまには違うジャンルのものを読んでみようかという気持ちになりました。というのも、先日図書館に行った際に読んだ「おすすめの本」というもので、それは図書館の職員さんが自作している新聞のようなチラシです。読んでみると、新着の作品や館内で開催されるイベントの紹介、そして職員さんが月替わりで自分のおすすめをするというコーナーがあります。実は私はそのコーナーがとても好きで、毎月発行されるのが楽しみになっています。
けれど先日、月一の発行日を楽しみに図書館へ行くとなんとそのコーナーが無くなっていたのです。私はその場で開いてみるのではなく、家に帰ってゆっくりしながら読むのが好きなのですが、家に帰ってショックを受けてしまいました。そしてその日借りた本を返すときに思わず司書さんへ「あの紹介文は無くなっちゃったんですか?」と尋ねてみました。すると、「今月の担当をしている人が書けなくなったので、来月はちゃんとありますよ」と返事してくれました。その答えを聞いてほっとしてしまい、笑顔になると司書さんも嬉しそうな顔をしてくれ、ちょっと恥ずかしくなりました。来月チラシをもらう時も少し取りづらいかもしれませんね。