最近の私の楽しみ

最近、ちいかわにはまっています。漫画はそこまで読む方じゃないんですけど、Twitterで回ってきた漫画を読んでいるうちに独特な世界観にすっかりはまってしまいました。見た目かわいくてほんわかしてそうなのに、実は結構ハードな世界観というか…。
あんなちいさくてかわいい子たちが、健気に必死に働いて、ときには命の危険にさらされつつも、身近なところで小さなしあわせを見つけて生きていくというシビアなとろに引き込まれました。
作者の方がTwitterで不定期に漫画を更新してくださるので、それを最近は心待ちにしています。更新された漫画には、リプライや引用リツイートで読者の方の感想がすぐに見られるというのも良いですね。更新されたのがすぐわかるように、通知機能をオンにしてあるんですけど、なんかこうやって連載を心待ちにするのって学生のころ大好きだったケータイ小説が更新されるのを待ってる気持ちを思い出します。基本的には続きがきになっちゃうから一気読みしたい派ではあるんですけど、ドキドキしながら連載を待つというのも悪くないですね。それはメディアがTwitterで更新頻度が高めだから言えることなのかもしれませんが(笑)

7つの顔を持つ女

最近、福田和子に関する本を読みました。福田和子とは1982年に起きた「松山ホステス殺人事件」の犯人で、整形をして約15年間も逃亡したのち、事項寸前で逮捕された人物です。名前だけは知っていましたが、自分が生まれる前の事件だったもので詳しくは知らず。
たまたま福田和子に関する書籍を読む機会があったので、読んだのですが、まるでドラマのようというか…想像を遥かに超えた逃亡劇をしていて驚きました。実際、何度もドラマ化されているようです。
整形をして、偽名を使い全国を転々として逃亡しているのですが、途中、金沢にいる頃に働いていたスナックで見初められた和菓子屋の主人と同棲をはじめ、事実上の内縁関係となり、若女将みたいになっているというのを見て驚きました。その和菓子屋さんには、当時家が近所だったという松井秀喜さんもお客さんとして来ていたという老舗。しかも自分の子供を親戚の子と偽って、一緒にすませたり。とにかく大胆。すごい度胸というかなんというか。「7つの顔を持つ女」なんて呼ばれていたようです。
結局、素性がバレてしまうけど、既のところで逃げ切り、また各地を転々として逃亡。けど、事項寸前で逮捕…というのもまたドラマチックというか。事実は小説より奇なり…まさにそんな感じがしました。