キレイな果実酒

お酒を飲むのは好きな方です。でも、みんなでワイワイと飲むことが多いから家で飲むのはたまにです。家では、お正月に日本酒を飲んだり、たまに美味しいお肉やチーズなどが手に入ったらワイン気分と言って飲みます。夏の暑い時はビールが飲みたくなる時もありますけど、夜に車でコンビニに行くこともあるから家ではノンアルコールビールを飲む方が多いんです。けど、先日、雑誌で果実酒の特集を見てしまったから,その写真が頭から離れません。だって、凄くキレイだったんですもの。果実酒って本当に何でも出来るんですね。まず思い浮かぶのは梅酒だけど、イチゴやみかん、サクランボでも出来るんだって。リンゴや柿でもって書いてあったからビックリしました。柑橘系のものは、夏ミカン、キンカン、ゆずなども載っていました。季節を問わず作れますよね。すぐに飲みたくなるけど、そこはしばらく我慢しなくてはいけません。でもその間、フルーツの様子を見るのも楽しいことだって。そうですよね、雑誌の写真を見ても、すごく可愛くてキレイでインテリアみたいだったんですもの。窓辺に置きたいくらいでした。でも、冷暗所に置いておかなきゃダメだから、それは無理なんですけどね。それと、イチゴ酒の場合は、2か月くらい経って中の実を取りだしたら、イチゴジャムを作ることができるんだって。それって深みがあって普通のジャムよりずっと美味しいらしいです。
今まで果実酒なんて作ったことがないんだけど、今、もの凄くチャレンジしたい気分です。たぶん、次の休みには容器から材料まで全部買い揃えてると思います。

懐かしい町名から

日本全国色々な町名があります。どこかで自分が住んでるところと同じ名前の町を見かけたら、ちょっと親近感を感じてしまいます。
先日、読んでいた小説に私が子供の時に住んでいたところと同じ町名が出てきました。主人公が住んでる所だったんですけどね。物語の中でそれを見た時には、「アッ、ここ」ってなんだか感動にも似た気持ちになりました。そして、思い出したのは子どもの頃に遊んだ空き地でのことです。今はもう住宅になってしまっていますけど。私たち小学生は、そこに秘密基地のようなものを作って遊んでいました。おやつを持ち込んでそこで食べたり、すごく楽しかったのを思い出します。そんな中で今でもひとつの光景が映画のワンシーンのように頭に残っています。私は小学校低学年だったと思うんだけど、近所のお姉ちゃん、彼女は小学校高学年だったと記憶しています。彼女は両親が働いていて、何でも自分で出来る人でした。ある時、その秘密基地でリンゴを剥いてもらって食べたんです。あまりにも上手に剥いていて、私はその様子を凝視していました。大人の私でもあんなに上手に剥けるかなって思うくらい。小学生なのにですよ。
彼女のことで覚えているのは、それだけです。名前も、今どうしてるのかも何もわかりません。その頃の私にとっては、大人のようにも思えたお姉ちゃんですけど、実際は彼女も小学生なんだから、本当はまだ可愛らしい子どもなだったんですよね。そう思うと、なんだかちょっと不思議な感覚の懐かしさです。