子どもの頃、童話って読みましたか?
わたしは図書館の児童書コーナーなどでたくさんの童話、絵本を読みました。
お姫様がでてくるもの、ファンタジーで夢いっぱいなもの、なかにはちょっと怖いなってものもありましたよね。
中でも日本の童話って怖いものが多くなかったですか?
結構怖かったり、不気味な話が多かったように感じます。
まずダントツ怖かった記憶があるのが「三枚のお札」というお話。
とある山寺の小僧が、山姥に遭遇し危機を迎えるのですが、和尚さんからもらっていた三枚のお札を使って山姥から逃げるといったような内容です。
とにかく山姥が怖い。小僧が頑張って御札や知恵を絞って逃げ切ろうとしても、延々と追ってくるんですよ。その必死さがまた怖い。
わたし、山姥がめちゃくちゃ怖いってイメージあるんですけど、完全にこのお話のせいだと思ってます(笑)
怖いなって思ってたのに、このお話の劇を幼稚園のイベントで見に行かされて……その劇がまたトラウマになるくらい怖くて……。
しばらく「三枚のお札」の本を見るだけでビクビクして、開くこともできなくなってました。
それと、「耳なし芳一」ですかね。
琵琶法師の芳一が平家の亡霊に引き込まれないよう、体中にお経を書くけど耳だけ書き忘れ、耳を引きちぎられる……と。
まあ、これはもう完全なホラーですよね。これはちょっと大きくなってから読んだんだっけかな。やっぱり本に書かれていたイラストが強烈で!
その他、舌切りすずめ、鉢かづきなんかも絵本の絵が不気味で怖かったと記憶しています。
面白いお話や、夢いっぱいのお話が好きですが、深く記憶に残るのは結構怖い話だったりします。