ブック・クロッシング

ブック・クロッシング(BookCrossing)っていう言葉をご存知でしょうか?
わたしも最近知ったのですが、本を「野生に放つ」ことを目的としたグローバルな本の共有運動のことのようです。
わかりやすく言うと「世界の街を図書館化する」活動ということ。

Bookは本、Crossinguは交わること。 交差点。といった意味があります。
なので本と交わる、本の交差点みたいなニュアンスなんでしょうね。

本を「野生に放つ」ことと言ってもピンと来ないですよね。
具体的には、読んだ本にユニークなID番号を登録し、公共の場所(カフェ、公園、駅など)に置いて他の人が自由に拾って読めるようにする仕組みだそうです。
拾った人は、ブック・クロッシングのウェブサイトでその本のIDを入力し、どこで拾ったかや感想を記録することで、本の旅を追跡できます。
このブック・クロッシングの目的というか特徴は

・本の解放:本を所有せず、他人と共有する
・追跡:オンラインで本の移動や読者のコメントを確認する
・コミュニティ:世界中の本好きが参加し、無料で楽しめる

とてもおもしろい活動ですね!
日本でも一部の愛好者が参加していますが、欧米ほど普及していないようです。日本でももっと広く活動が広まるといいんだけどな。