著作権法って……

先日、職場の人から「ちょっとこれ見て」と言われて読んだ記事があります。それは著作権法に関する記事でした。「なんだか難しそう」という気持ちから、思わず読む気が失せるのを必死で持ち上げながら読んだんです。けど、それはかなり大事な内容で、ビックリしました。今は無断で結婚式や披露宴の時にBGMを流すことが出来ないんだそうです。申請をして許諾を取って、料金を払わないといけないんです。いつからそうなったんだろうって、なんだか不思議な気持ちでした。学生の頃なんか、平気で何でも曲を使っていたような気がします。その頃からそうだったのか、そうでなかったのか、最近になって厳しくなったのか。けど、そういえば 、いつからかネットでも勝手に音楽のダウンロードができなくなったことを思い出しました。必ず課金されます。それが著作権法の関係なのかな。自分が買ったCDであっても公の場で流すのはダメみたいなんです。まぁ、家で自分だけで楽しむのは、もちろん関係ないんですけどね。
本はよく読むけど、法律は苦手です。その手の本はまず読まないですもの。けど、「知らない」では済まされないことって、やっぱりありますよね。その著作権法だって、刑罰や罰金は相当なものだったんだもの。常識的なことは、やっぱり意識しておかなきゃいけませんね。

それは童話の中に

子どもの時には誰でも絵本を読んだと思います。私も小説を読み始める前、読書のきっかけは幼い頃の絵本でした。絵本には日本の昔話をはじめイソップ物語やアンデルセン物語、そしてグリム童話などが代表的です。子どもたちが楽しむためのものです。そのほとんどが勧善懲悪で、良い行いを勧めて悪を懲らしめる物語です。
それらには、実はビジネスで成功するための教えが沢山あるんだとか書かれた記事を先日読んだんです。『ビジネスマン向けに童話の読み方を説いた本』の著者に焦点が当てられていました。そこに取り上げられているのは『桃太郎』のお話しです。なぜイヌとサルとキジは桃太郎の鬼退治という難事業に賛同したのか……と考察してあるんです。考えられるのは、きび団子という報酬以上に、悪い鬼をやっつけて村人の宝を取り返すという志に共感したからだと著者は指摘しているんです。そう言われればそうですよね。桃太郎がいくらきび団子をあげても、彼の私利私欲のためであれば、家来にはならなかったでしょう。やりがいのあるプロジェクトだったから、『桃太郎』というリーダーについていったと考えられるって。確かに筋が通ってますよね。今の社会にもぴったりあてはまります。成功している人は、きっとこの理屈にあてはまったリーダーシップを取っているんだと思います。そう考えたら、本当に童話の中には色んなヒントがありそうに思えてきました。大人の思考でもう一度読んでみると、きっと新たな発見があるに違いありません。

読破した時の達成感

紙の本と電子書籍との違いだとか、どちらが良いのかという論議はよくあります。それぞれにメリット、デメリットがあるから、その時々で使い分けるか、もしくはどちらか自分の好みの方を選ぶか、ということだと思います。私もそれはいつも悩むところで、どちらにも利点はあるから、使い分けている方になります。でも、好みから言うと紙の本の方が好きです。実際に読んでいるものといえば、断然そっちが多いですから。
この前、読んだ記事にもそれについて書いてありました。そこには、シリーズでの大著に関しては絶対に紙の方で読んでほしいと書いてあったんです。そこで紹介されていたものは、なんと43巻ものハードカバーでした。その内容にも依るんだと思いますけど、手に取る『物』としての感じをしっかり味わいながら読んでほしいと。指が触れている感触やページをめくった時に脳の神経を刺激する瞬間が精神的に自分の感覚をチューニングできるんだとか。そういう難しいことはよくわからないけど、43巻もの大著の場合は、読み切ったという達成感が紙の本の方が絶対に大きいと思います。全体を振り返る時にも、振り返りやすいです。電子書籍の場合はどれほどの大作だったのかが目に見えるものがありません。もちろん、コンピューター内の本棚にはあるにしても、そこは実物とは雲泥の差でしょう。これに関しては、紙の方に一本というところですね。

ガリガリ君の生みの親が語る本

誰もが知っている、そして大好きな「ガリガリ君」。季節ごとに色んな味も登場するし、アイスの中では大ヒット商品ですよね。そんな「ガリガリ君」の生みの親である筆者が、『仕事の本質』『ヒット商品の本質』そして『自分らしく働くこと』について語っている本の紹介を先日見かけました。自分らしく働くために何より大事なことは、理不尽な評価はいちいち気にしないことなんだそうです。社会に出ると理不尽な評価を受けることが多々あり、それはどこの会社でも当たり前にあると書いてあります。私は思わず「あるある」と頷きました。まず、それが当たり前のことなんだと知っておけば、深く傷つかずに済むというんです。そして、そのことについて落ち込み続けたところで、何も変わらないと。なるほどです。ついついずっと気にしてしまいますものね。だから『誰のために働いているのか』を考えてみることが大事なんだそうです。基本的には働くのは自分のためだと考えることがベストなんだそうです。また、「会社は他人が自分を評価するところであり、そのことは自分ではどうにもできないこと」だと割り切ることが大切なんだって。そして、「自分として満足のいく仕事ができたかどうか」を考えて判断してみることが重要なのです。その時に気を付けないといけないのは、うぬぼれないこと。そうですよね。うぬぼれると、努力をしないし絶対に伸びませんものね。
その本では、ガリガリ君の色を「地球色」にしようと思い立った時のことが書かれているんだそうです。ガリガリ君のエピソード、すごく興味あります。この本から私も仕事の本質を見つけてみたいな。

森のバターに脱帽

女子には絶大な人気を誇るアボカドが私も大好きです。だから、「アボカド」という文字がつく料理は食べなくても間違いなく美味しいだろうと思ってしまいます。サラダはもちろん、パンに乗せたり、マグロのお刺身と合わせたり。生ハムとも相性抜群です。お寿司にだって合います。「森のバター」と呼ばれていて、世界一栄養価が高い果物として認定されているんですよね。ビタミンやミネラルも豊富だから美容にもイイですしね。そんなアボカドのちょっと意外なメニューを先日、雑誌で見かけたんです。それはチャーハンなんです。今までチャーハンにアボカドという発想は私にはありませんでした。豚小間切れ肉を使うから食べごたえもあって大満足だって書いてありました。アボカドは最後の方にネギとともに入れて、味付けは醤油と塩、コショウです。仕上げにもみのりを乗せるっていうから、なんと和風のチャーハンです。こんなにも和洋問わず何にでも合うものってなかなかないと思います。「森のバター」には脱帽です。この記事を読んでから、こんなに何にでも合うんだから、自分でも新たなメニューを考えたいなって思ってるんです。とびっきりの美味しいものが出来たら、友人にご馳走してあげて、ちょっと自慢できそうですもの。

ヴァカンスって憧れ

日本人はよく働く人種だと言われていますよね。外国では数時間の昼休みがあったり、午後にはお昼寝をしたりと、日本では考えられないことがたくさんあります。そうそう、ヴァカンスをいう言葉も馴染みがないですよね。その言葉にぴったりくるようなことがまずないですもの。私のイメージでも海外のお話という感じです。早朝には小鳥の声を聞きながら散歩をし、昼間はビーチの木陰で本を読んだり昼寝をしたり、陽が落ちてきたら砂浜を歩いて夕日の美しさに見とれて、夜はゆっくりと夕食を楽しむ。憧れます。
先日、読んだコラムにはフランス人のヴァカンスについて書いてありました。それは、私のイメージに近く、日本での長期休暇とはおよそ異なったものでした。そもそも『ヴァカンス』とは『空っぽ』という意味なんだそうです。何もしないでボーっとすることを指しているんです。だから、日本人のように帰省をしたり観光をしたり、お祭り見物などあちこちに忙しく遊びに行ったりする休みではなく、一か所に滞在して何もしないで、のんびりと過ごすというスタイルなんだそうです。次の仕事のために心も体も十分に休めるという目的なんでしょうね。考えてみたら普段、何もしないでボーっとすることなんて、ほとんどないです。何もしなかったら時間がもったいない、なんて思いがちですもの。けど、本当は違うのかもしれません。『何もしないこと』が一番の贅沢であって、本来の休暇なのかもしれません。

今日の読書率

電車に乗っていると周りの人のことをついつい観察してしまいます。もちろん、座れて小説の続きを読み始めたら、周りのことなんて気にはしなくなるんですけどね。それでも、誰かの話し声や途中の駅で乗って来た人たちが賑やかだったりしたら、顔を上げて見てしまいます。先日の通勤の時のことです。乗換えの駅で私鉄からJRに乗り換えて、本当に運よく座れたんです。この路線ではほぼ立っていますから。せっかくだから、ほんの15分くらいだけどバッグから本を出しました。その時、ふと思ったんです。「あれ、いつもと違う」って。いつもは本を手にしてる人はいても、スマホを触っている人の方が圧倒的に多いです。でも、その時は私が座っているシートと向かいのシート、つまり私から見える範囲だけでも、6人は読書をしていたんです。私を入れたら7人です。これって多いですよね。あの人もこの人もって感じでしたもの。こんなことは初めてかも。そのうち、一人は小学生で、一人は英単語の本を見ていました。他の人達は何を読んでいたかはわかりませんが、とにかくほんの一角でここまで読書率が高いのは珍しいです。ちょっと嬉しくなって、「さぁ、私も」って思ったら到着駅のアナウンスです。そうです、アッという間に15分経っていたんです。仕方がありません。でも、「きっと読書日和なんだな」なんて思いながら、本をバッグに入れて電車を降りました。

こんなところに?

人間の記憶ってすごいなって思うこともあるけど、いい加減だなって思うこともあります。子供の時のことは鮮明に覚えていて、自分でも驚いてしまいます。普段は頭になくても、ふとした時に「そういえば……」って蘇ってくるんです。そのくせ、最近のことなのに「全く記憶にないなぁ」ってことがあるんです。
先日、CDやDVDなんかをしまっている棚の掃除をしました。しばらくほったらかしだったから、若干埃をかぶっていることに気づいたんです。埃取りの小さいモップを持って来て、置いてある物を少しずつずらしながら拭いていきました。そしたら、なぜか、その棚の下の方に数冊の本が無造作に積まれていたんです。「どうしてここにあるの?」という気持ちで中を見てみました。小説がいくつかとその他にコーチングの本もありました。誰がこんなところに置いたんだろう……「いや、私しかいないでしょ」って自分で自分につっこんでしまいました。けど、そんなところに置いた覚えが全くなかったんです。というよりも、そもそもコーチングの本なんて買った記憶さえなかったんです。思わず誰かに借りたのに、それを忘れて放置していたのかと焦りました。でも、パラパラと中を見ていくと、自分で買ったような気がしてきました。読もうと思っていたけど、なかなか時間がなくて読んでいなかったのか、それは定かではありません。思うに、本棚に入れてしまうとすでに読み終わったものと一緒になるから、区別できるようにとそこには入れなかったんじゃないかなっていう気がします。まるで他人事のようで、呆れるんだけど事実なんです。
でも、もう放置はしません。目に付くところに移動したから順番に読んでいきます。コーチングの単行本は通勤には重たいから、ベッドのそばに置きました。寝る前の読書はしばらくコレかな。

男の料理本

この前、仕事で偶然にも高校の同級生に会いました。上司とともに約束の場所に行ってビックリでした。こんなこともあるんですね。同級生に久しぶりに会ったということもあり、仕事以外の話にも花が咲きました。そしたら、彼は料理が大好きで、クッキングスクールに通っていたこともあると話していたんです。休みの日には食べたい物を作って楽しんでるんだとか。誰かにご馳走するのも大好きなんだって。高校の時はそんな感じだったかなとちょっと意外でした。だって、彼は理系で大学も工学部に進んだから、料理のイメージとはかけ離れているんですもの。けど、工学部で色んな実験をするというのは、もしかしたら、料理に繋がるものがあるのかもしれません。そして、商談の最後の方は、もはや商談とは言えないような会話になっていました。彼は鞄の中から2冊の本を出して見せてくれたんです。男の料理に関する本です。そんな本を持ち歩いてること自体にも驚きでした。けど、彼いわく、仕事の話ばかりではなく、ちょっとそんな話をすることで打ち解けて、スムーズに商談がまとまったりするそうなんです。自分にとっては、好きな話ができるし商談はまとまるしで、いいことづくめなんだって。だから、本はラッキーアイテムなんだそうです。なるほど、と感心するばかりでした。そして、もちろん私たちの商談もすんなりまとまったことは言うまでもありません。

宇宙の不思議

この前、本屋さんでたまたま見つけた宇宙を題材にした壮大なSF小説。ちょっと立ち読みしただけで、なんかそのスケールの大きさに圧巻でした。そもそも宇宙は未知で、古くから人類の憧れですよね。だから現在、月や火星や木星などへロケットを打ち上げて研究がなされています。そして将来、月や火星に旅行することも夢ではないと言われています。でも、今はまだわからないことだらけです。今まであまり気にしてなかったけど、そう思って本屋さんの棚を見てみると、意外にもそんなSF小説は沢山ありました。最近の作品かと思えば、何十年も前のものもあり、でも、その内容は全く色褪せてはいません。私は夜にワンコのお散歩に出かけたときに、空を見上げることがあります。月や星を眺めて、宇宙のどこかには地球のように生物がいるかもしれない、なんて考えます。だって、あんなに広いんですもの。人類が生存しているのが地球だけって考える方が不自然じゃないのって思うんです。地球人が知らないことなんていっぱいあると思います。会ったことはないけど、宇宙人だってきっといる気がします。ちょっと怖いSF小説が多いから、平和な夢がある物語があれば嬉しいな。たとえば、ひょんなことで地球にやって来た宇宙人が巻き起こすコミカルなストーリーとか。ないかなぁ、そんなの。