文芸書の売り上げランキング

本屋さん行くと、そのお店や全国の売り上げランキングが書いてあることがあります。特にお目当ての物がなく、何か気に入った物があれば……と思って書店を覗いた時には、やはり気になります。上位の本は手に取って見てしまいます。
先日、アマゾンの文芸書のランキングの記事を見かけました。2位は芥川賞を受賞した小説だから頷けます。でも、1位はちょっと意外な結果でした。あるミュージシャンのドキュメンタリー小説だったんです。その本が発売になったことは別の記事で知ってたんだけど、まさかベストセラーになるなんて思いもしませんでした。そして、3位はというと小説でもビジネス書でもなく、日本語の成り立ちに関する日本語論のような物でした。10位までを見てみると、小説が多いけど、詩集があったり美術に関する物があったりと結構幅が広いなっていう印象を受けました。ということは、読者の年齢層や生活環境は様々なんだなって改めて思いました。そして、私がミーハーなのか、そんなランキングを見ると、内容を全く知らない本がやっぱり気になってくるんですよね。中でも「ランキング入りする詩集ってどんなのだろう」って思ってしまいました。でも、今までの経験上、沢山の人の支持を得ている本はそれだけの価値があることが多いんです。だから、その詩集が今、ずっと気になっています。