寝る間も惜しんで夢中になれる何か

何にでも一生懸命な人はたくさんいます。私の友達にもたくさんいます。熱しやすく冷めやすい人もいるし、冷めることなく燃え尽きてしまう人も中にはいます。情熱を燃やすって、実は以外と体力がいるんだと思わされました。そういえば昔どっかのドラマで、仕事に絶望して彼も居なくてやる気がでないという設定のOLさんが、何かに熱中できるって若いってことなんです、っていうセリフを言っていたのを思い出しました。今思えば、それは年齢的に若いという意味ではなくて、きっと気持ち的にという意味合いがあるんだと今は思います。新しい事を学んで前に進んで、夢を持って生きている人は年に関わらずなんだか輝いているしハキハキしているように見えます。何かに夢中になるとやりたいと思う気持ちをエネルギーとして使えます。でもそれはずっと続くわけではないんです。少なからずアップダウンがあって、それを維持する事がとても大変なんです。その維持力がきっと気持ちの若さなんじゃないかなと。今はなんだかその夢中になれるものが無い。なのでやっぱり若くないのかとちょっと落ち込んだり。でも趣味や熱中できる物って探して見つかるものではないと思う、でも何かを始めてみようかと思っているのも事実です。寝る時間も惜しんで夢中になれる事が最近無いなぁ。読書くらいかなぁ。

読書とコーヒー

読書をするときのお供には何を選びますか?飲み物や食べ物、マッサージ器具なんかが多く聞かれますが、私は断然飲み物を選んでいます。特によくそばにあるのはコーヒーです。冬はホット、夏はアイスでいただくとぴったりです。たまに冬でもアイスを入れて飲むときがありますが、その時の気分によって変える事にしています。また、飲む豆の種類にもこだわっていて、専門店に足を運んで豆をチョイスしてもらっています。試飲をしてみて気に入ったものや名前や逸話などに惹かれたものなど色々です。
読書をしようと思い立った時に、読む本を選びます。そしてその本に合わせて気分を作るためにコーヒーの香りを利用します。紅茶のようにはっきりと違いが分かる強い香りも好きですが、コーヒーの微妙な香りを楽しむのも一つの趣味になっています。少し熱めに入れたコーヒーをそばに置いて読書を始めます。本を開いてページを進めるとゆったりと静かに空気が掻き混ぜられ、香ばしい匂いが鼻腔を擽ります。その時に一口飲むのです。少し気取った飲み方をしていますが、ひとりでいる時にしていることなので、許してもらえるかな、と思っています。読書に集中しているとホットが冷たくなっていたり、アイスがぬるくなっていたりしますが、それもしょうがないですよね。

落丁本は面白い

本には読む人によって楽しみ方が違うと言います。私はもちろん一番の楽しみは本の内容ですが、そのほかにもたくさんの楽しみがあります。最近の本ではあまり見ませんが、乱丁や誤字脱字を見つけるのも楽しかったりします。売り物としてはいけないとは知っているのですが、あまりないと分かっているぶんなんとなく珍しいものとして見てしまいます。特に昔に発行された書籍だと、落丁や乱丁などの方がプレミアがついている場合もあります。
インターネットで検索をしてみると、意外とそんな本を紹介している人がたくさんいます。ページが裁断されてなくて袋とじ状態になっていたり、ページが一部抜けていたり真っ白になっていたりと見ていて楽しいと思います。また、それも自分が知っている作品だとなんだか嬉しい気分になるので不思議ですよね。
また、実際に落丁本を持っている人に実物を見せてもらったこともあります。触ってみるとさらに感動が増す気がします。本自体がとても好きという人にはわかってもらえる事項なので、同じ趣味の人には盛り上がる話題だと思います。実際に何人かにはこの話題だけでしばらく話したこともあり、私以外にも好きだと思ってくれる人がいて嬉しかったです。

お風呂で読書をしよう

お風呂で読書をする人は最近増えていると聞きました。実は私もその一人なのですが、以前知り合いに話したらびっくりされたので、ちょっと言えなかったのです。しかし今ではさまざまなグッズも出ているので、お風呂の読書がしやすくなった気がします。音楽を聴ける防水コンポやプレーヤー、電子書籍を読むためのタブレットなど、便利になっています。けれど、せっかく違う場所での読書なので、その場所でしかできないことをしたいと思っています。
たとえば香りのよい入浴剤を使ってアロマの代わりにしたり、グッズを入れてみたりとさまざまな事ができますよね。私のお勧めはやっぱりアロマですね。市販のアロマオイルを入れてみたり、アロマ効果のあるプレートなどを浮かべてみたりなど楽しみが増えます。呼んでいる本に合わせて匂いを選んでみたり、その日の気分で選んでみたりと、入浴前が楽しみになります。たまに選ぶことに時間をかけすぎて時間が遅くなってしまったこともあります。また、買い物に行く時には自然と新しい香りを探します。入浴後は自分にふんわりとお気に入りの香りが漂うというのも楽しいです。長湯をしていると本が湿気を吸ってしまうこともあるので、ちょっぴり注意が必要ですね。

雑貨屋さんで見つけた本のモチーフ

近頃雑貨屋さんに行くことが多くなっています。買いたいものがなくても商品を眺めているだけでとても楽しいですし、たまに珍しいものを発見することがあるので、やめられません。また、インターネットで検索して新しいお店をチェックしたり、行ったことのないお店を探してみたりするのも面白いですね。
雑貨屋さんで特に良く見ているのはアクセサリー類です。ペンダントやイヤリング、ブレスレットなどさまざまな種類があって、着けているところを想像したり、洋服に合わせてみたりして楽しんでいます。また、モチーフをジャンル分けして一つのものを集めることもしています。私が集めているのは本の形をモチーフにしたもので、たまに小説の一文を引用してデザインにした珍しいものもあります。また、本の形をしたしおりを見つけた時は普段から使うのではなく、本棚にあるお気に入りの小説のお気に入りの場面のページに挟んでいます。インテリアに利用するのも楽しくて、雑貨屋さん巡りを続けてしまう理由の一つです。最近では自分でパーツを買ってオリジナルのアクセサリーを作ることもできるそうなので、機会があればぜひ作ってみたいと思っています。好きな作品のモチーフを作れたらいいなぁと考えています。

グルメ本のすすめ

グルメ本って読んだことありますか?色々な地域やジャンルでお店をまとめていて、その土地に旅行に行く時なんかに重宝します。「美味しいものが食べたい!」と旅行に出かけて、現地に着いてからスマホなんかで検索をしていると時間の無駄にもなりますし、情報量が多過ぎて絞り切れません。そんな時に役立つのがグルメ本ですよね。開いていて写真が目に入ればそれだけでもお腹が空いてしまいます。また、家に居る時に見ても、「今度ここに行ってみよう」と計画を立てることもできます。空腹時に見ると大変ですが。
書店に行くと必ずと言っていいほどたくさんの種類が並んでいます。ラーメンやご当地食材、スイーツやB級グルメなど幅広いです。私は特にスイーツが特集されたものを買います。見ていて楽しいし、贈り物を選ぶときにも使っています。そして、掲載されているお店に実際行く時は、インターネットで検索をして、臨時定休日になっていないかや、交通アクセスを調べることにしています。これは以前、雑誌の情報だけを見て向かったら道がわからなくなってしまったり、お休みだったことがあるからなのです。なのでしっかりと下調べをして、美味しいものを食べるととても幸せな気分になりますよ。

本の共有

本を読むときは一人ですよね。絵本の読み聞かせのように一冊の本を何人もの人と読むということはあまりありません。特に小説だとそうやって見るのは結構至難の技になってしまいますからね。けれど、同じ本を読むことはできると思います。
以前図書館で借りた小説を返しに行ったら、ちょうどすぐ後ろに並んでいた人が同じものを借りて行きました。有名な作品だったので、その図書館には同じ作品が数冊あるのです。なんだか見ていて嬉しくなり、話しかける事はしませんでしたが、心の中で「とても面白い話だったよ」と感想を送りました。
図書館の帰りに書店に立ち寄ったら、またもや同じ本を買おうとしている人を見かけました。凄い偶然だな、と思いながらも「面白いから是非読んで」と気持ちを送りました。すると念が通じたのか無事お買い上げして帰って行きました。
なんだか不思議な感じがします。私や今日会った人以外にも、日本中でたくさんの人に同じ文章が行き渡っていると思うと、共有するってとても面白いことだなぁと思います。音楽のコンサートのようにおなじ会場に居なくても、好きなものは好きなもの同士で見えない糸で繋がっているのではないかと思います。これからも良い作品に出会いたいです。

電車の中で読む本を選ぶ

電車を利用してどこかへ出かけるのって楽しいですよね。車道からは行く事の出来ない道を通ることができ、自分で運転することもないので、じっくりと堪能できます。初めて通る線路であればわくわくして外を見ますが、何度か通ったことのあるルートなら音楽プレーヤーや本を持ちこむこともあります。長距離の移動をするときは、駅の売店に並んでいる本を買ったりします。
売店に並んでいるものは、有名な小説や、自己啓発本、駅のある土地にゆかりのある伝記などさまざまです。駅には大抵おみやげやお弁当などを買いに行くために行っていましたが、レジの隣や端っこのほうにこっそり本があったりします。それを探すのもなんだか宝探しのようで楽しいものです。最初は偶然発見したのですが、それからは行ったことのあるところでも、ないところでも探すようになりました。一番読んでみたいのはやっぱりその土地ならではの伝記です。実際に行ったことのある場所でも新しい発見をすることができますし、今度はその地で降りて探索をしてみたいと思います。どんなことでも新しい見方をすることができるのはいつになってもドキドキしますよね。できるなら友だちとも一緒に行ってみたいです。

読書向きの眼鏡?

本を読むときの体勢は人それぞれですよね。寝転がったり、椅子にきちんと座ったり、大抵はその人が一番読みやすい体勢だと思います。それは大人になっていきなり変わるのではなく、小さな頃からの癖という人もいます。私はいろいろな格好で読書するので一概に「これ」とは言えません。
私の友だちにもたくさん本を読んでいる人が居ますが、彼女は小さな頃から暗い部屋で間接照明だけを点けて読んでいたらしく、その癖は大きくなっても直らなかったそうです。そのため視力が低くなり、眼鏡をかけています。その友だちがこの間眼鏡を買えていたので、思わず尋ねてみると、「これは読書するときにすごく具合がいいんだよ」と答えてくれました。どういうことかと聞いてみると、レンズの下部にはフレームが無く、上部から糸で吊っているようなデザインでした。下方のフレームの影は普段生活している分にはなにも違和感を覚えないのに、意識してみると少し気になってしまいます。しかし、下方を取り去ることにより、視界がすっきりしているのです。それに見た目もシャープでかっこよく、つい私も欲しくなってしまいました。今度眼鏡を買う機会があれば選択肢に入れたいと思っています。

図書館のチラシ

昔から小説を読むのが好きな私ですが、物語ばかりでなくたまには違うジャンルのものを読んでみようかという気持ちになりました。というのも、先日図書館に行った際に読んだ「おすすめの本」というもので、それは図書館の職員さんが自作している新聞のようなチラシです。読んでみると、新着の作品や館内で開催されるイベントの紹介、そして職員さんが月替わりで自分のおすすめをするというコーナーがあります。実は私はそのコーナーがとても好きで、毎月発行されるのが楽しみになっています。
けれど先日、月一の発行日を楽しみに図書館へ行くとなんとそのコーナーが無くなっていたのです。私はその場で開いてみるのではなく、家に帰ってゆっくりしながら読むのが好きなのですが、家に帰ってショックを受けてしまいました。そしてその日借りた本を返すときに思わず司書さんへ「あの紹介文は無くなっちゃったんですか?」と尋ねてみました。すると、「今月の担当をしている人が書けなくなったので、来月はちゃんとありますよ」と返事してくれました。その答えを聞いてほっとしてしまい、笑顔になると司書さんも嬉しそうな顔をしてくれ、ちょっと恥ずかしくなりました。来月チラシをもらう時も少し取りづらいかもしれませんね。