漠然とした孤独への対処法

今日初めて、インターネットで映画のチケットを予約しました。便利な世の中になったものです。先日、会社の同僚と話したんですよ。「今は銀行振り込みもネットでできるし、仕事だって職種によってはネットさえあればできるし、家から出なくても生きていけるかもね。病院とかだけじゃない?外出しなくちゃいけないの」って。本当にそうかもしれませんね。でもそれだとさみしいでしょうね。人は、孤独に耐えられない生き物だと聞きます。昔、無音で、ベッドしかない個室でずっと横になっていた場合、人はどうなるのかという実験があったそうです。それによると何日後かは忘れてしまったけれど、人は正気を失うらしいですね。まったくの独りに、人は耐えられない。そういうことでしょう。確かに一人きり部屋で本を読んでいても、車の走る音や井戸端会議の声が聞こえます。そう考えると、私たちは一人でいても独りじゃないのかもしれません。ときどき、ふとさみしくなることがあります。自分は独りだと、漠然とした不安に襲われるそんなとき、今日気づいたことを思い出せればと思います。生活音の聞こえる部屋の周りには誰かがいて、パソコンを立ち上げれば遠方の友人と繋がることができるということ。自分は不幸じゃないと、なんとなく思いました。