義理人情ということ

先日、続けて読んだ記事に正反対のことが書いてありました。ひとつは「義理や人情で仕事をする時代は終わった」というもので、もうひとつは「ビジネスの世界で必要なのは合理性と義理人情だ」というものです。たまたま読んだビジネスに関する記事ですが、考え方は人それぞれなんだなぁというのが正直な感想です。たぶん、どっちも正しいのかもしれません。
義理や人情では商売はできない、というのもわかります。一昔前とは違って、今の時代は実力が物を言う時代なんだと思います。何か落ち度があれば、一瞬にして取引が終了したりしますしね。『あいつはいいやつだから』という理由での取引なんて、ないと思いますしね。でも、取引は機械がするものじゃなくて、人間がするものだから、「一切の義理や人情は必要ではない」かといえば、違うようにも思います。というか、それは私の希望ですけど。
もう一つの方の考えの合理性とは、ビジネスにおいてのスピーディさや目標の対しての最善の手段を考え、失敗したら即座に切り替えることを意味しているんだそうです。そして、義理人情とは、自らの利益のみを考えないことや嘘をつかない、自信を持つ、自分も他人もハッピーを目指すことや人を愛することを意味しています。
やっぱり後者でありたいですよね。感情でなく実力が重視されるのは当たり前だけど、自分も他人もハッピーになれるようにと考えることは絶対に大事だと思います。