普段、新聞をゆっくり読んでる暇がないから、主にネットニュースで情報を取り入れていることが多いです。あとは、本や雑誌でも情報を得ています。本や雑誌ではまず間違いはないはずだけど、ことネットに関しては結構な頻度で『デマ』もあるようなんです。先日、読んだ記事に書いてあったんです。そして、もちろん日常生活にそれは溢れているんですって。その記事に紹介してあったのが『デマの心理学』をいう本でした。そもそも特に注目されるようになったのは、東日本大震災以降なんですって。SNSが災害時の情報収集として使われたからです。そして、その後、熊本地震や津波警報、日々の事件や事故などが起こるたびに多くの『デマ』が飛び交ったというんです。誰かの『冗談』がいつのまにか『真実』に変身してしまっているんです。
その本は、『デマ』が広がる仕組みや傾向を紹介してるし、実験とその結果そして分析を紹介しています。けど、それは最近になってできたものではなく、大昔からあったものなんですって。そして、本質はそんなに変わってないんだとか。悪意のあるものじゃなくても、いつのまにか変化をしてしまって『デマ』となって一人歩きを始めちゃった、なんてことがあるようです。
その記事の結論は、それを有効に防ぐ手段の一つに、聞き伝えにはどんな物事に対してもまず疑ってみることなんです。しっかりした根拠が見えなければ、耳にしたことを安易に信用してはいけません。だって、そんなことで踊らされたくないですものね。